最初に持つ感情は

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最初に持つ感情は

赤ちゃんが「オギャー」生まれ一番、「オギャー」と泣いているのだから「嬉」である訳は無い。私の好きなマッキーが『生まれたときあんなに大きな声で泣いたのは このココロとカラダを全部使って 今度こそは誰かに何かいいことをできるチャンスをもらえたのが嬉しかったからなんです。』と歌っているからと言って、「嬉しかったのだ」とは思えない。あの「オギャー」は「ここさむい!」「くるしい!」「あかるい!」「何だか分からないことがおきている!」と言って大きな声で泣いているのだと思う。そしてその後、赤ちゃんは成長と共に、泣くことだけではなく笑うことも覚え、徐々に喜怒哀楽を持って行くのだろう。

喜怒哀楽は基本的な感情でその他にも人間にはいろいろな感情がある。その中に、物心ついた時に持つ感情がある。「恥ずかしい」という感情だ。幼い子は「恥」も知らずに行動する。だが、一度この「恥ずかしい」という感情を持つと、それは、喜怒哀楽同様に、いやそれよりもむしろ強く人に影響する感情となる。

幼い時の出来事を思いだしてみよう。その中の半分とまでは行かないが、いくつかの思い出は「恥ずかしい」と感じた時のことだ。それは今思うと大したことでは無いのに、子供心ながらに「恥」を感じ、そしてその小さな「恥」をこんな大人になってまで引きずってしまうくらい、その「恥ずかしい」という感情は強烈なものなのだ。

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